お久しぶりです。こちらのブログはかなり不定期になってます。でも気にしません。
最近ふとしたことからLumenというフリーゲームに出会って、あまりのクオリティに驚きました。
海外の物ですが、Thousand Cranes Studioが制作したということ以外、細かい情報はよく分かりません。調べてもいないんですが…。英語力がないせいです。
ゲームも全編英語のようです。セッティングである程度言語が選べるようですが、日本語は基本設定にありません。
ゲームの目的は悪夢からの脱出です。プレーヤーは主人公の女の子(かな?男の子かもしれない)になって、夢の世界をさまよいます。
この夢の世界がすごい綺麗。どういう描写の仕方をしているのかも、これまた分かりませんが、とにかく美しい。言葉でいうより、まずは下の動画を見てみましょう。
これですよ。すごいですね。こんなふうに立体に描かれた世界の中をグリグリと動き回れるんですよ! マウスでもって視点を動かせるようになっているので、前後左右だけでなく、360度ぐるりを眺めまわすことが可能(つまり空もきちんと描かれているのです)。主人公がカメラもってるもんだから、初めは自由に風景写真撮ってあとで眺めたりできるのかなと思ったら(それぐらい景色が美しい)、違ったみたいです。カメラは要所にある仕掛けを動かし、話を先に進めるためのアイテムでした。ポイントポイントで、ナレーションでヒントが流れるんです(これも英語)。それにしたがって、写真を撮って、その写真に対していろいろアクションをすると、目の前の世界で何がしかの反応が起きるという理屈。
ステージ制になっていて、3ステージで終わりのよう。最後は選択を迫られるだけなので、実質2ステージをクリアすれば、終了(だと思います)。ちょっとボリュームには欠けますが、素晴らしい出来です。そう、ちょっとボリュームには欠けるけれど、初プレイでクリアできるほどには簡単なゲームではありません。対応するゲームパッドがあれば別かもしれませんが、キーボード操作でのゲームプレイに慣れていないと、アクション部分でちょっと苦戦するかもしれません。ジャンプしたりダッシュしたりがあるんです。敵に見つかって追っかけられると、ドキドキします。一撃でやられてしまうので。
何をどうすれば仕掛けが動くのか、先に進めるのか、という部分はさほど難しくないので、頭をひねることはないかと思います。
気になった方は是非プレイしてみてください。初めのステージをプレイしてみるだけでも、このゲームの美しさが分かると思います。ナイツとか思い出しましたね。このグラフィックといい、悪夢という世界設定といい。ホント写真撮りまくって、保存できればよかったなあ。
あとbandcampでサウンドトラックも販売してます。