何パターン作るんだよ!って感じですね。ギネス記録とかあるんですかね。
情報の流れの早いこの現代社会で、ひとつのトラックにこれだけMV作るって、とても挑戦的。
曲の耐久度が強くなければあっという間に飽きられてしまうところだけれど、そこはさすが中田ヤスタカプロデュース!
まだお腹いっぱい感がないのがすごい。
強い(確信)。
ちなみに、ダルマ篇、幻聴篇、白菜篇、おでこちゃん篇、フレンドリー時代篇、そして伊勢田勝行氏のアニメバージョンと、現時点で6パターンが存在!
まだ増えるのか。いやどうなる。
今んとこ一番好きなのはダルマ篇です。
三戸なつめちゃんの『前髪切りすぎた』のMVは
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ
なーんてセリフをすっ飛ばして、天上へ行きたいな。行きたいな。苦しまずに行きたいな。
俺頑張ってる、いい感じ、とか思ってても、ちょっとのミスで足元救われるんだもんな・・・。
もう疲れたよ・・・。
誰かよろしく。
いや生きるために明日も働きますが。
スマッシング・パンプキンズを聴いています。
『ギッシュ』はホワイトゾンビのアルバムと一緒に中古屋に売ってしまったし(もう10年以上前だ)、『マシーナ』は兄貴に借したまま返ってこない(本人はもらったと思ってるようだな)、でもシングルもわりと集めたし、『ジ・エアロプレイン・フライズ・ハイ』も西新宿あたりでブートで手に入れたりと、一時期確かに僕はスマパンが好きだった。2000年の解散ライブも武道館に観に行った。ビリーがやたらとでかくて、ちょっとムチムチしていたのが面白かったんだけど、音はカッコよかった。隣りあたりにいたどっかのお姉さん(どういうノリできたのかよく分からない、コンサバスタイルだった気がする)も「かっこいいじゃん!」って興奮してたもんな。
再結成してからはぜんぜんピンとこなくて、『ツァイトガイスト』に対する好意的な評価もあまり見かけなかったから(これからに期待、的なあの感じがほとんどだった気がする)、うーんやっぱりもう…なんて思ったりもしましたね、正直(ソロの『ザ・フューチャー・エンブレイス』も数えるほどしか聴いてない)。『ティアガーデン・バイ・カレイディスコープ』~『オセアニア〜海洋の彼方』も何となく気にはしていたけど、ぜんぜん頭に残ってなくて、2014年にアルバム出してたことも、2015年になってから知ったくらい。
『サイアミーズ・ドリーム』~『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の頃、ビリーはホント天才的なソングライティングと創作ペースで、後追いだった僕は度肝を抜かれたもんだった。なんだこの人はと。特に『メロンコリー~』の頃はシングルを大量に切っていて、そこにはアルバムに入りきらなかった曲たちが沢山たくさん詰め込まれていて、しかもどれもクオリティが高かったもんだから、異常という言葉を使いたくなるくらいの、本当に僕にとって特別なミュージシャンの一人だった。
今やオリジナルメンバーはビリー・コーガン一人だけど、最新作『モニュメンツ・トゥ・アン・エレジー』を聴いて、スマパンの健在ぶりを久々に感じました。つまり良かったということです。少なくとも繰り返し聴きたいと思わせる何かが、ここにはあるのです。やさしいメロディと轟音ギター、耽美的な歌唱、力強いドラム。特に「One and All」の轟くギターは、往年のスマパンを彷彿させます。しびれるなあ。
ギターがホントに歌ってる気がして、よいんですよ。聴いてて単純にカッコいい。バカスカしたドラムがそんなメロディックなギターと重なって、ホントにエキサイティング。でもメタルな方向にはぜんぜん行ってなくて、それは歌メロがやさしいからなんでしょうね、きっと。あとビリーの声質のせいですかね。昔ほど表情豊かな調子ではなくなってきたけど、でもロマンティックで耽美な部分は変わらずにあって、そこがメタルとは距離を感じさせる一因でしょう。
シンセの使い方もキラキラしてて、ちょっと昔とは違うけれど、でも楽曲に色を添えている。「Drum + Fife」の頭にあるフルートみたいな管楽器の音色も、ギターサウンドの中で、どこかノスタルジックな方向に、作品を近づけているように感じます。
昔と比べてどうこう言ったらキリがないけど、近年では間違いなく傑作じゃないですかね。僕は割とアコースティックな作りでメロディを聴かせる曲が好きな方だったんだけど、この作品にはそれが入っていません。でも良く感じるってことは、相当良いんだと思いますよ。ビリーのスマパンへのこだわりっぷりを哀れな目でみる人もいるかもしれませんが、しがみついたっていいじゃないかって思います。やっぱりビリー・コーガン=スマッシング・パンプキンズ、っていうと語弊はあるでしょうが(さすがにね)、でもビリーが音楽をやるならそれはスマパンになっちゃうんじゃないかなって思います。一途で不器用だから、他の形にはできないんだと思います。自分を表現するのにわざわざやりにくい形を選ぶ必要もないでしょうし(依頼に応じる職人だったら別ですが、ビリーは職人というよりはアーティストでしょうから)。
ということで、最後に僕が一番(でもないけど、今の気分でいうと一番)好きな、「Tonight Reprise」を張らせてもらって、終わりにします。「トゥナイト、トゥナイト」のシングルに入ってます(僕の持ってる日本盤には入ってるんだけど、US盤には入ってないようですね。『ジ・エアロプレイン・フライズ・ハイ』には入ってる)。ホントは「Blank」も載せたかったけど、動画がありませんでした(「Blank Page」じゃなくて「Blank」)。久しぶりにスマパン聴き返そうと思います!
石膏ボーイズ
世界初(?)の石膏アイドルユニット「石膏ボーイズ」だって。
音楽デビューするときは是非VaporWaveでやって欲しいですね(笑)。
と思ったらイメージソングがすでに作られてしまっていた! 残念!
≫ 石膏ボーイズ 公式ブログ
キツネ - 祭り - music video
NUMBER GIRL - NUM-AMI-DABUTZ
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三戸なつめ 『前髪切りすぎた-ダルマ篇-』
やっぱりナンバーガールの方が変だと思う。さすがだ。
あと禁断の多数決もあったな。よく見たら天狗だったけどまあいいです。
禁断の多数決 - 透明感
Wiki探訪:枕返し
“民俗学の観点では、夢を見ている間は魂が肉体から抜け出ており、その間に枕を返すと魂が肉体に帰ることができないという考えが多く見られる。
民俗学者・宮田登の著書によれば、かつての日本では、夢を見ることは一種の別世界へ行く手段と考えられており、夢を見るために箱枕に睡眠作用のある香を焚き込むこともあった。そのために枕は別世界へ移動するための特別な道具、いわば異次元の交錯する境界とみなされ、眠っている間に枕をひっくり返すと、すべての秩序が逆転すると考えられた。
また民俗学者・武田明は、枕には人間の生霊が込められており、枕を返すことは寝ている人間を死に近づけることを意味するとしている。平安時代末期の歴史物語『大鏡』にも、藤原義孝が自分の死に際し、死後も必ずこの世に帰るために通常のしきたりのような葬儀をするなと遺言を残したにもかかわらず、枕の位置を北向きに直すなどして通常の葬儀が行われたため、蘇生することが叶わなかったとの記述がある。
このような枕に対する民間信仰が、枕返しという妖怪の伝承の元になったようであり、枕返しは人間の肉体と魂を切り離す妖怪として恐れられていた。しかしこれらの俗信が廃れてからは、枕返しは単なる悪戯と見なされるようになっている。”
from Wikipedia
面白いですねえ。“枕は別世界へ移動するための特別な道具、いわば異次元の交錯する境界とみなされ、眠っている間に枕をひっくり返すと、すべての秩序が逆転すると考えられた”ですって。オラ、わくわくしてきたぞ。