SCARLETが2014年で解散をした。
束紗嬢と宗村くんだけが、ブログにメッセージを書いている。
橋本くんだけ、何もない。何も、ない。
2013年の5月から、ブログは止まっていて、そこには、バンドを続けることに悩んだこともあったけれど、まだバンドは続きますという、所信表明、のようなことが書かれている。「バンドという蜜は俺にとっては甘すぎます」という言葉は、今となっては、うしろ向きに響きます。
けじめ、をつけたんでしょうか。
メンバー内のやむを得ぬ事情ってなんなんですか。理由は決してひとつではないのだろうけれど。
束紗嬢は「潮時」という言葉で表現している。終わるべくして終わったのかなあ。
デビュー十周年というのがひとつのきっかけになったんだろうか。
活動は間が空くときもあったけれど、でもライヴがまったくないとかってこともなかったし、僕の中ではそのマイペースぶりもSCARLETらしさだった。
いろいろ言っても、もうバンドは戻らない。SCARLETはいなくなったけれど、束紗嬢の活動も、宗村くんの動きも、僕は気にしていくんでしょう。
でも、橋本くん、辞めてしまうんだろうか。誰もふれていないことだけれど…。
最近はぜんぜんライブ見てなかったけれど、2005年彼らにとっての初ツアー「左目でチラリ☆ツアー」(対バンにはBaseBallBear, Apogee, Hi-5!)で観たとき、いやその前から、作品はずっと追いかけてました。4thアルバム『REFLECTION』はすごくよかったし、これもライブ観に行きました。すごくよかった。『REFLECTION』は初めて聴いたときから、SCARLETの最高傑作だと思ってます。今でも。
しれっといなくなっちゃって、それもSCARLETらしいんだけど、ちょっとさびしい。
とても温かくて、そして蒼いバンドでした。
ありがとう。さようなら。
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そしてもうひとつ、ART-SCHOOLは2015年2月15日のライブをもって、活動休止する。
休止っていうからには、数か月とか一年とか二年とか、そういう期間ではないような気もする。
それだったら普通に製作期間だもんな。環境を整えるってどういうことなんだろう。
でも木下くんは絶対戻ってくるだろう。だって、彼から音楽をとったら、何があるっていうんだろう。
休止期間中に、途中でへたるってことはないだろう。
絶対、戻ってくる。だから、まったく心配はしていない。
The SALOVERSも3月で活動休止だしな(事実上解散だろうけれど…)。
the telephonesだって2015年をもって無期限活動休止だ。
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なんだろうなあ、自分のことじゃないのに、なんでこんなにさびしいんだろう。
みんなみんな、どこかに行ってしまうようで。
僕の青春は、みんな僕から逃れていってしまう。
まあ青春なんて、とっくに終わってるんだけど。
ちょっとさびしい夜だな。
いつまでも、あると思うな、好きなバンド
2015/01/10
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