① エンヤサンは絶賛ニューアルバム制作中とのことですが(楽しみにしてます)、かつてフリーで配信された『まさかサイドカーで来るなんて』を聴き返しました。ふと思ったのが、「つまる うまる おもい こよい」という曲。これって初めは失恋というか恋人たちの別れの曲、同棲解消とか、そういう類のだと思っていたんですが、アレなんか今聴いたら、どこにも彼女彼氏を思わせる言葉は出てこないことに気づいた。ただの一度も。何か違和感がある。そう、なんと、これは、捉えようによっては、長く住んだアパートやマンションとの別れの曲にもなるのです! すごい! 「まさかこんな日が来るとは思わなかったね やかましいくらいに同じ事繰り返してる バカらしい思い出すら染みついた場所に 新しい人が今ではそこにいるでしょ」って部分とか、「新しいカーテンが似合ってる ここからでも確認できるよ」とか、「今の部屋にも最近は慣れてきたし まあ悪くないよ 今の人はどう? その空間にちゃんと馴染んでいるかな ボクが住んでたとこ 今じゃ違う人のとこ 開かない コレじゃ開かないはずさ カギが違うから」とかですね、長く住んだ愛しい部屋に向かって語りかけてると、そう捉えることも出来ませんか!? ちょっと変態チックだけど(笑)。でもその方がエンヤサンぽく思えるのだから不思議なものです。すごく良い曲だし、好きな曲です。
② 別にLuna Seaのファンだったわけではないのですが、今、に限らずたびたび聴き返しても(自分にとっては)ぜんぜん錆び付かない。かっこいい。シンプルでパワフルで、だけどちょっと悲しくて。好きなものがほとんど全部つまってる。
Luna Sea - Tonight