① 世の中雰囲気イケメンなブログが多いなあと何とはなしに思う。伝わりますかね。まあ見せ方がうまいってことですね。ミセカタガ。好きとか嫌いとかってことじゃあないんだけど。だからといって自分の書いてるものがどうとかいう話でもなく。こんなものは田舎の未舗装の道路に捨てられたタバコの吸い殻のようなもので、タバコ好きな人だけが、もしかしたら「これ銘柄何だろ?」って目を凝らしてくれるようなものであればよいのです。そして俺はタバコは吸わない。果たして綺麗なものうつくしいものを見て心がスーッとなるのは、そこに憧れがあるからなんだろうか、近づける、近づいたような気が、するからなんだろうか。なんなんだこの文章。
② 最近よく思い出すんだ。実家からなじみの本屋に向かう途中にあった、小さな三叉路を。なぜか。平屋の住宅と、田んぼと、青い空と、トタン屋根に金網のゴミ置き場。チャリンコの車輪が回る音。赤錆色。
③ もし正しい、というものがあるのだとしたら、どんなメンタリティで何を愛し、どう生きていくことが正しいのだろう。正しかったのだろう。自分はもう正しくないのかもしれないと感じ、そこになぜ一抹の残念さを感じるのだろう。いったい自分は何に憧れていたのか、それすらもよく分からないというのに。
Syrup16g - 向日葵