最近キになる曲


ブログデザインも変わったことだし、久しぶりに最近キになる曲、いってみましょう。

別に最近じゃないのもあるな・・・相変わらず。


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【MV】Menoz / YO RO Z

スカッとします。よく見ると映像がところどころハズしにかかってて、面白い。

僕はインテリジェンスを隠せないお笑いとか、シュールを利用したオシャレな雰囲気とか嫌いなんだけど、
そういった衣を突き破って放たれたパンチのような、力強さがガツンときました。

そんなところが、イマドキとはちょっと違う気がして、そこもよいです。


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そういうことだった/マイミーンズ

ストレートなパワーポップがとても眩しい。

弾んだリズムとギャリギャリしたギターにポップなメロディがあれば他に何も要りませんよね。

すごく楽しそうで(MV見てる限りは)、バンドの在り方のひとつとしてアリだと思います。なぜだかうやらましい。


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Ministry - My Possession

ぜんぜん最近の曲じゃねーけどな! 1986年だから。

アル・ジュールゲンセンが「もうアルバム作らねーから」っていうまではアルバムだいたい集めてたんだけど、
結局継続するようになってからは持ってません。

インダストリアル路線に入る前のこのボディ・ミュージックなスタイルは『トゥウィッチ』以降ないんだけど、
これはこれで、本当に名盤だと思っているわけです。

あらゆる旋律がフックをもっているという驚異的なセンスは、
インダストリアル・メタルに転向後もしばらくは感じたけれど、
いまは多分影を潜めてるんじゃないかなあと思う。思います。

今「リベンジ」(1983)のMVとか見たら、アルが若すぎて面白い。
サウンドもぜんぜん違うし。


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禁断の多数決 "今夜はブギウギナイト(smooth rap)feat.NOPPAL" (Official Music Video)

なんで今これなんだろうって疑問に思ったという意味でキになりました。
作りたかったってことかもしれませんが。

特定の領域に踏み込み過ぎな気がします。
同時代性は飛び越えてほしかった。

ご多分に漏れず、私は熱心なファンではないのですが。


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DAOKO 「かけてあげる」MV[HD]

「かけてあげる」って絶対狙ってますよね?? いやどうでもいいか。
ヴィジュアル的にも決して嫌いではないんですが(いつかバッチリ顔出しちゃうのかな)、
特にこのトラックは憂ったメロディが気持ちを連れ去ってくれて、好いています。


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泉まくら『明日を待っている』 pro.by LIBRO


前作以降、どっちに振れるかと思っていたのですが、
ポップからは巧妙に距離を取ったように思います。

私はポップな方に来てほしかった!
内省的な部分がクローズアップされていて、聴いていて息苦しい。
」もそう。
レイトの『君を愛す』と似たフィーリング。
(レイトが知らぬ間にアメブロを始めていた!!)

だから『愛ならば知っている』は未購入。


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それでも世界が続くなら「晴れた日の教室」

このメロディ、このサウンド、このテンションで、
よくこの歌詞を唄えるなあって、思います。

気づいていない人もいるかもしれないけれど、
現実はとてもグロテスクで、矛盾に満ちていて。
だから僕らはつじつま合わせに精いっぱいの不細工な毎日を送る。

それでも世界が続くならの歌はグロテスクで、
つまりそれはリアリティが充満していて、怖いくらいで。

インタビューとか読んだことないけど、どんな心持ちで唄ってるんだろう。
大丈夫なんだろうかって心配になってしまう。

「響かない部屋」とこのMVはつながってると思うんだけど、
相手を殺して自分も死ぬっていうイメージは、究極の局面だ。
相変わらずグロい。オシャレとはほど遠い。
イメージを限定しすぎるのは、あまりよくないとは思うけれど、
でもこれが彼らの世界観なんだろう。

僕のメンタリティは、今はもう、そこにはない。今は。

アルバムを購入して聴く勇気は、今のところ、ない。

目を向けたくないんだろ、きっと。僕は。


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Tomggg - Butter Sugar Cream (feat. tsvaci)

『Butter Sugar Cream』の中ではとうぜんこのタイトルトラックも好きなのですが、
それは『北斗の拳』でケンシロウを好きというようなもので面白くないので?、
それ以外の部分で考えてみると、「Butter Sugar Cream (MAXO Beammix)」が好きです。

あのつんのめったドライブ感ね。結局タイトルトラック絡みっていう。

いやでも、上半期、というか今年よく聴いた作品にランクインは間違いないです。

初回限定お菓子BOX、上手く開けられなくて、ちょっと破けました・・・。南無。


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らっかせい(仮)(黒木華・刈谷友衣子) 「テレビの海をクルージング」

これは別に最近キになったわけではないんですが。
日本映画専門チャンネルで耳にしたときから、気になっていました。

もともとは加藤和彦さんの『あの頃、マリーローランサン』(1983)というアルバムに収録されていた曲。

唄っているのは女優の黒木華さんと刈谷友衣子さん(監督は岩井俊二)。
日本映画専門チャンネルのコンテンツ『マイリトル映画祭』に出演していた2人。
そのエンディングでこのフルコーラスが流れたようです。
公式的なユニットではないようで、当然このカヴァー曲はリリースもされていません。

だから今のところフルで聴けるのはこの動画だけ。本当に感謝しております。

一日の終わり、電気を消した部屋、テレビだけが光を放ち、
その画面から、この歌が流れてきたらね、なぜだか涙がホロリと落ちた。


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